私は、脂性肌や毛穴の黒ずみに悩んでいた男性です。

 

特に、顔の毛穴の黒ずみに悩まされるようになったのは、20代前半頃でした。

 

おそらく、それ以前からもすっとそうだったのだと思いますが、本格的に

 

「治そう」と考えたのは大学生活を送っていた時のことです。

 

私は、持ち前の脂性肌の為に、常に顔が皮脂でテカっていました。

 

特に、鼻と額は、洗顔後1時間も経てば皮脂で光っているほどの脂性ぶりで、

 

それに伴って酒さ(赤ら顔)を誘発してしまうほどでした。

 

そして、更に顔色の奇妙さに拍車をかけていた原因が、鼻の毛穴の黒ずみや、

 

そこから発生するニキビでした。

 

皮脂と汚れが常に毛穴に詰まっている状態で、あまり清潔感がない印象のよう。

 

同じ頃、私はアルバイトで好きになった女性がいましたので、もっとその人と

 

会話をしたかったのですが、その顔の悩みで非常にシャイな性格になっていました。

 

それでは女性と気軽に会話することなど出来るはずもなく、自らの脂性や

 

肌の状態を恨みました。

 

しかし、悩んでいるだけでは何も変わらない、と若さに任せて決意し、

 

片っ端からドラッグストアで売られていた洗顔料を試したことをよく覚えております。

 

最初は、一日三回、「皮脂を落とす」効果が強いことをうたっている男性用洗顔料を

 

使ってゴシゴシと顔を洗いましたが、全く効果を感じることはできず。

 

逆に、皮脂の分泌が悪化するように感じられ、また、皮膚がピリピリと少し痛みを

 

感じるような気もしました。

 

肝心の毛穴の黒ずみも、まったく改善されず。

 

「おかしい」「全く改善されない」と焦ってインターネットで調べてみたところ、

 

洗顔料はよく泡立ててから使わないと、あまり毛穴の黒ずみを取り去る効果は

 

発揮しないようです。

 

また、主に男性用の洗浄力が強い洗顔料は、皮脂の分泌を促進させるので、

 

逆に脂性肌によくないとのことでした。

 

ですから、次からはシンプルに固形石鹸を、泡立てネットでよく泡立ててから

 

使用するようになりました。

 

インターネットで確認したように、泡立てネットでよく石鹸を泡立て、

 

その泡でなでるように気になる部分を洗っていく。

 

朝晩だけでいいので、丁寧にそれを繰り返すように心がけました。

 

すると、1ヵ月後には想像以上に毛穴の黒ずみは消えていて、

 

鼻やその周りがきれいな肌色になっていきました。

 

しかし、鼻の毛穴が開いているようなので、それはインターネットの情報を元に、

 

洗顔後(よく泡を洗い流した後に)はお湯ではなく水を数十秒間顔にかけることにしました。

 

すると、毛穴が引き締まって、皮脂の分泌も若干ですが弱まるようになっていきました。

 

それでも、まだまだ脂性肌は治りませんし、ニキビは度々できる。

 

私は、非常にそれを気にしておりましたので、どうにか治せないものかと方法を探っていました。

 

しかし、改善のきっかけとなったのは、偶然にも母の女性用洗顔料を使ってみたことからです。

 

その洗顔料は、「肌を潤わす」タイプですので、自分には向かないと思っていましたが、

 

いつも通りによく泡立てネットで泡立てから洗顔しました。

 

すると、意外にも洗い上がりが優しく、それで洗顔した後には、

 

肌が酒さ様に赤らむことはありませんでした。

 

また、それを2~3週間続けているとニキビができにくくなったとも感じられ、

 

実際にニキビに悩まされる時間がぐっと減りました。

 

それは後々考えると、おそらく皮膚を刺激しない(石鹸ではまだ刺激が強すぎた)

 

洗顔料なので、余分な皮脂分泌を抑制できたからだと思います。

 

目立つ毛穴の黒ずみを治し、また、偶然自分に合った洗顔料を見つけたことにより

 

ニキビの発生が少なくなり、私は少しだけ女性に積極的になれました。

 

それからもずっと、その洗顔料をよく泡立ててから顔を洗っております。

 

今では年齢も30代になったので、皮脂もだいぶ落ち着き、

 

すっかり顔の皮膚の状態も健康的になりました。