私は思春期と３０代に吹き出物に悩まされました。

 

男性も肌が綺麗にこしたことはないですが、やはり女性の私としては

 

毎日鏡を見てため息をつき、やけになったときは目につく大きめのものは

 

爪で潰していました。良くないとは知っていましたが、止められませんでした。

トラブルを直す動機は、学生時代のクラスメートの友達が

 

「ニキビが移るといやだから」と顔を近づけることを拒否されたからです。

 

正直、自分のニキビがひどいことはわかっていましたが、

 

差別のような扱いを受けたショックは相当なものでした。

 

それから行ったケアは、思春期と３０代では違います。思春期のときは、

 

とにかく１日何回も洗顔して、皮脂を抑える効果のある化粧品を

 

片っ端から試しました。バイト代も親からのお小遣いもあらゆる

 

ニキビ対策コスメにつぎ込んでいました。

 

30代では、思春期と明らかに違うニキビが出始めました。

 

小さなニキビが固まりになって、額がザラザラするようなニキビでした。

 

こちらのケアはビオチンや月見草オイルのサプリを飲むことと、

 

漢方薬局で売っている当帰という漢方薬を買い、お茶パックに適量入れて、

 

多目の水と共にやかんに入れてエキスを抽出し、それで洗顔をしました。

 

ケアを行った期間は思春期のときは、中学生ごろから、高校卒業くらいまででした。

 

その辺りにはだいぶ回復してきていたからです。 ３０代のときは、

 

三年くらいで現在も行っています。 （余談ですが当帰は歯茎にも良いらしく、

 

洗顔ついでに余った抽出液でうがいもしています。歯茎が引き締まってきました）

吹き出物ができている期間は肌を見せたくなくて、とにかく厚化粧でした。

 

それに不潔に見えるのでは？との思いが消えず、強迫的なまでに洗顔を

 

１日に何度も何度も繰り返しました。顔がそれほど美人でも

 

可愛いわけでもない女の子でも、肌が綺麗なだけで三割くらい得していると思いました。

 

なので、肌の綺麗な女性を見ると、羨ましさと嫉妬がない交ぜになって、

 

粗探しをしたりしていました。 逆に肌トラブルのない現在、

 

必要以上に自分の肌も他人の肌も気にならなくなりました。

 

肌荒れをしている女性を見ると、以前は粗探しをしていたものですが、

 

今は「早く治るといいね」とでも言うような、優しい視線になっています。

 

お金がないと喧嘩や問題が絶えないと言いますが、肌についても同じことが

 

言えるのではないでしょうか？余裕があるからこそ、目の前の相手の肌

 

トラブルに良い意味でスルーする。相談されたら、自分のやり方を教えてあげる。

 

男女問わず気になるのが吹き出物。いろいろ試してもどれも駄目なこともあります。

 

諦めないで、スベスベの肌を目指しましょう！